竹田ゆかり市議との懇談

2014年9月6日 御成小学校 旧講堂

7月の下旬に入り、会の役員・有志らは市議会各派の議員と精力的に面談を進めています。講堂の保全活用に関する理解・応援をお願いして、いろいろ有益なアドヴァイスを受けているところです。
30日の竹田ゆかり市議との懇談では、議員が既に6月24日にご自身のブログに、講堂の保全活用に関する感想を書いていられることを知りました。有益な提案もある好意的な文が綴られていたので、紹介させていただきます。

竹田ゆかり市議ブログより

10年前、私はこの学校の職員でした。 懐かしい正門をくぐりながら、ふと思い出しました。 同学年の先生と雨の中、重い御成門を閉じて帰ったことを。時計は夜中の12時を指していました。

市内教職員の方々をお招きして、公開授業の準備をする真っ只中でした。そのころの御成小学校講堂の保存はすでに市の計画の中にありました。

しかし、久しぶりに中に入ってみてびっくりしました、天井の数か所に雨漏りの跡があり、床にはバケツが置かれ、白壁は崩れ落ちていました。

かつて、あの有名なヘレンケラーも来日して講演をしたことがあると聞いたことがあります。
屋根の塔屋も今となっては保存したい風情です。保存計画ができてから15年がたってなお、財政を理由に修復もできず、朽ち果てていくのをただただ見ているしかないのでしょうか…。

今盛んに市でも研究が進められている官民連携プロジェクト。 その中に例として挙げられているのが、電柱地中化であったり、横須賀線地中化であったりしますが、今崩れゆく文化財を保存する方が先なのではないでしょうか。

私の知る限り、少なからずの市民が保存活用を願ってきた御成小学校講堂。
昨年、クラウドファンディングの活用により市内の観光案内が設置されました。額の大きさはかなり違いますが、一つの方法として可能性を模索しても良いのではないでしょうか。