旧鎌倉図書館解体ストップのために④ 文集『旧鎌倉図書館と私』その一、その二、その三 発行!

2015年5月1日 旧鎌倉図書館

図書館とともだち会報170号掲載

「旧鎌倉図書館を利用した経験や思い出、保存への願いなどを記した文章を市民のみなさんから寄せていただこう!

今後の運動に役立てたいと同時に、万が一解体されたときにも、旧鎌倉図書館の記録、街の記憶として後世に残しておきたい!!」との想いから呼びかけが始まりました。

その後、短期間のうちに寄せられた文章は、どの方も旧図書館解体に危機感を持たれたようで「旧鎌倉図書館」や「鎌倉のまち」に対するつよい想いが伝わるものでした。

内容は、図書館利用者として使用された思い出、利用した経験はないけれど通りから景観として眺めたときの印象、歴史的建造物としての意義を専門家の見地から述べられた意見、間島弟彦さんの功績の紹介などなど、それぞれにたいへん読み応えのあるものでした。

「ぜひこれを、2月1日のシンポジウムで、仮の体裁でも資料の一つとして配布できないだろうか」との提案で、『旧鎌倉図書館と私 その一』を急遽編集作成することになりました。

「その一」の一刷りは執筆者の方には申し訳なかったのですが、校正原稿をやり取りする時間のないままの発行となってしまいました。

シンポジウムは大盛況だったため、配布した「その一」はすぐに不足してしまい、その結果、10日の見学会には校正ミスを修正して「その一」の二刷りを増刷し配布することとなりました。

見学会に参加した方も含め、文集を読んでご自身から原稿を寄せてくださる方々もありました。
たいへん多くの方々のご協力で、イラストなども頂き、現在までに「その二」「その三」を発行することが出来ました。

いずれ、今回の報告と併せ旧鎌倉図書館に関する記録文書となるような一冊にまとめたいと話し合っております。

『旧鎌倉図書館と私』執筆者はその一19名、その二21名、その三18名でした。