旧鎌倉図書館保存「ととも基金」へのご協力のお願いとご報告

2015年8月1日 旧鎌倉図書館

鎌倉の図書館は明治44年、東郷慎十郎氏をはじめとする篤志家の寄附によって創設されました。

大正12年の関東大震災によって全壊しましたが、昭和11年、間島弟彦氏の遺志を継いだ愛子夫人の寄附により図書館は再建され、昭和49年に現在の中央図書館が開設されるまで、長く市民に親しまれてきました。

その後、旧鎌倉図書館の建物は市の教育・福祉関係の施設として使用されてきましたが、鎌倉市はいま、「老朽化」「庁舎拡張」などを理由に取り壊し、プレハブ庁舎に建て替えようとしています。

市民の力で創設され、市民の力で再建された鎌倉の図書館の足跡を伝える旧鎌倉図書館を保存・活用し、近代鎌倉の貴重な文化遺産として次世代に引き継ぐために、再び市民の力が求められています。

「図書館とともだち・鎌倉」はこのたび、「旧鎌倉図書館保存ととも基金」を開設し、保存のための募金活動に本格的に取り組むこととなりました。

つきましては、同基金へのご支援、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

◎振込先
郵便振替 口座番号 00200-0-136979
◎加入者名 旧鎌倉図書館保存ととも基金
基金約款(PDF)